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『サザエさん』を見た日 [あなたに エールをおくる]

 何年ぶりだろう。こんなにも心穏やかに、日曜日の夕方を迎えたのは………。『ちびまる子ちゃん』のあとに、『サザエさん』を見る。しみじみと、嬉しかった。
 あれは花蓮が小学三年生の11月のこと。父親の一言で、わが家の中学受験は始まった。情報収集のために、花蓮をつれてまず日能研をたずねたら………。なんと翌日が入塾テスト。しかも、すでに、定員に達しているクラスも多いという。焦った。父も、母も焦った。すでに、大きく出遅れている!!!!!
 「テストこわいよ~」と半泣きの花蓮をなんとか説得して、翌日、日能研の入塾テストを受けた。結果は、A1(最下位)のクラスに、かろうじて滑りこむ。入れてほっとしたというのが、正直な気持ちだった。
 しかし、その日から始まる苦闘の毎日が、どれほど、辛く厳しいものか───。花蓮も、私も、想像していなかった。

 中学受験は、苛酷です。
 『サザエさん』をあきらめるなんて、序の口。
 第一志望校合格のために、1分でも多く勉強時間を確保するために、あらゆる我慢と努力を強いられます。
 そして算数。4科のなかで、算数を攻略できるかどうかが、大きく明暗をわけます。

 「♪♪大きな空をながめたら~  ♪白い雲がとんでいた~~  ♪今日はたのしい~  ♪今日はたのしい~  ♪♪ハ~イキング~~」。 『サザエさん』のエンディング・テーマソングを聞きながら、わが家は抜けたけれど、どうしたらいいかと悩みながら、ほかにもっといい方法はないかと試行錯誤しながら、今も、中学受験と正面から向きあっている親御さんとお子さんがいらっしゃることを思いました。かつての花蓮と私がそうであったように。
 子どもにとっても、親にとっても、多くの時間とエネルギーが必要とされる中学受験。でも、いいことも、たくさんあった。花蓮の、はじける笑顔をみて、そう、私は断言できます。ささやかではありますが、私たち親子がたどりついたやり方や体験したできごとのなかには、もしかしたら、ほかの方々に活かしていただけることがあるかもしれない────。
 毎日の勉強、スケジュール管理、算数克服法、日能研や学習塾、中学受験への本音をまじえながら、花蓮とふたり、走りぬいた中学受験の日々をつづります。

 

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ようこそ!

 

中学受験を終了されて、いろんな感想を綴ったコメントを送ってくださって、ありがとうございました。

お返事を書きました。
今は、おたよりのページの整理が追いつかない状態ですが、少し時間をかけて、また、「風は、うたう」のページにまとめていこうと思っています。

今日も、来てくださって
ありがとう。

                      <2012年 中学受験体験記>

[かわいい]ゆのさんへ [かわいい]輝ママさんへ 
[かわいい]さくらさんへ [かわいい]アルゴさんへ 
[かわいい]みどりいろさんへ [かわいい]chanchanさんへ

[かわいい]そして最後まであきらめないで
走り抜けたみなさんへ


長い長い間、ほんとうにお疲れさまでした。
親子で走り続けることって、いいときばかりではなくて、むしろ辛いときや、投げ出したくなるときのほうが多い。それが中学受験を終えたときの、私の率直な感想でした。
でも、それを最後までやりとおしたことって、すごいことなんですよ。─── そして走り続けた、おひとりおひとりの日々を思うと、ほんとうによくやってこられたと思います。

決して、結果ではない。後悔しないこと─── それが一番大切だと、私は思っています。だって、それが生きるということじゃないですか。


その大切さを伝えたくて、あえて「全落ち」という言葉を使って、今回の記事は書きました。後悔しない日々の先にこそ、必ず道は開けてくる。たとえ、いま涙を流そうとも、たとえ少し時間がかかったとしても………。 必ず道は開けると、私は信じています。

わが子の居場所が感じられる学校に進学された方も、また合否にとらわれずに、最後までお子さん自身の意志を尊重された方も、みなさんの手のなかには、その結果以上のものが、わが子との間に確かにあると感じていらっしゃるのではないでしょうか。

そして中学受験、道半ばのみなさん、どうか今日一日を大切に。
わが子との一瞬一瞬を大切に、過ごしていってください!

                      <2012年 中学受験体験記>

[かわいい]さくらさんへ
このブログを読んでくださるみなさんへ

さくらさん、このブログが心の支えだったと言ってくださって、こんなに嬉しいことはありませんでした。
わたしのほうこそ、ありがとう!

去年、中学受験を闘った私自身、正直、辛いことが多かった。
受験ですから、競争ですから、それにママ友をつくるのがあまりうまくない私にとって、試行錯誤の日々でした。

ひどく孤独ななかで感じたり、考えたり、また見つけた方法を、できるだけ多くの中学受験をするお母さん方に知ってほしいと思って綴りました。


ひどくムラのある投稿にもかかわらず、
アクセス解析をみると、深夜でも、早朝でも、どの時間帯も、いつも、何人もの方が必ず読んでくださっているということが、
このブログを書き続ける、私の心の支えでした。
心から感謝しています。ありがとう。

                      <2012年 中学受験体験記>

 コメントのお返事について

お便りのお返事のページが、「あなたに エールをおくる」のなかにあります。
最初、お返事はいつも、トップページに掲載し、そのあと、消してしまわずに、お便りのページに移動します。このブログを読んでくださっている、みなさんに向けたメッセージでもあるので。
タイトルは「風は、うたう」────いつでも、どうぞ、訪ねてみてください。

                      <2012年 中学受験体験記>

  風のように

さわやかに吹く風のようでありたい。
ブログデザインのイメージ「草原の風」は、私のテーマのひとつです。

                      <2012年 中学受験体験記>

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