あると、使える。 第2位 [知らなかった中学受験必需品]
すでに、お持ちの方もいらっしゃることと思います。この手の本を、私も本屋さんで目にしたことはありました。でも塾の国語の授業で、語彙力強化のための副読本『語句のたしなみ』を使っていたし、範囲を区切った小テストもやっていたし、花蓮はけっこう国語得意だし、わざわざ買う必要はないんじゃないか、とほうっておいたんです。ところが、六年生の公開模試では、必ず語句分野の出題がある。知らなければ0点。知っていれば、それだけで何点かの得点アップ。やはり、あったほうがいいと思い、六年の夏休み直前に買いました。
ちびまる子ちゃんの 四字熟語教室 ことば遊び新聞入り (満点ゲットシリーズ/ちびまる子ちゃん)
- 作者: 川嶋 優
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2001/06/29
- メディア: 単行本
ちびまる子ちゃんの ことわざ教室 ことば遊び新聞入り (満点ゲットシリーズ/ちびまる子ちゃん)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2000/10/20
- メディア: 単行本
クレヨンしんちゃん他、いろいろ出版されていますが、うちでは、ちびまる子ちゃんの『満点ゲットシリーズ』のなかから何冊か。もちろん、このまるちゃんシリーズで、すべての用が足りるというわけではありません。でも花蓮によれば、『語句のたしなみ』もいいけれど、まるちゃんや友蔵じいさんがでてくるとホワッとなごんで、四字熟語やことわざの世界も、とっつきやすくなるということでした。
内容はしっかりしています。辞書的な意味をおさえ、使い方は小学生が感情移入しやすいような例を使って解説されています。プラス漫画による、まるちゃん的説明や展開、オチがあって、クスッと笑える。応用編ともいえる「ことば遊び新聞」や、中学入試によく出題される重要度順に星1つから3つまで印がついている点も便利。たとえば「異口同音」は、カリテだったか公開だったかテストでもでましたが、これは星3つ(★★★)。異口同音を異句同音と間違えないようにと書かれた「注意」という項目や、よく似たことばをとりあげた「参考」や「類」をいう項目もあり、よくわかる、ていねいな作りだと思います。
ちびまる子ちゃんの慣用句教室 慣用句新聞入り (満点ゲットシリーズ/ちびまる子ちゃん)
- 作者: 川嶋 優
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/10/25
- メディア: 単行本
同じ小学校の同級生で、別の大手進学塾に通ってた、よくできるS君は四年生のころから、このまるちゃんの『満点ゲットシリーズ』を読んでいたそうです。花蓮から話を聞いて、ふ~ん、そうだったのかぁと、しばし後悔したことを覚えています。
もっと早く買えばよかったという後悔はあっても、買ったこと自体に対する後悔はありません。最後まで、公開模試は毎回、語句分野からの出題がありましたし、なにより六年の夏休みは、ほんとうにやること盛りだくさんで、休憩時間も惜しかった。でも、休憩をとらないわけにはいきませんよね。そこで、息抜きと気分転換を兼ねて、花蓮は休憩に、このまるちゃんの語句シリーズを活用。今、話を聞くとやっぱり勉強本だから、完全な気分転換にはならなかったらしいのですが、入試直前まで休憩時間はこれで押しきってしまいました。結果的には、一石二鳥だったと思っています。
*塾では、ことわざ、四字熟語、慣用句の順に勉強します。 これが取り組みやすい順番だということでしょう。お子さんが、三、四年生の場合は、この順番に取り組むと、語句の世界に入っていきやすいと思います。 また、古めかしい言葉や、なじみのない表現が多いので、最初はぜひ、いっしょに読んであげてください。 続編はあとからで充分です。
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ようこそ!
中学受験を終了されて、いろんな感想を綴ったコメントを送ってくださって、ありがとうございました。
お返事を書きました。
今は、おたよりのページの整理が追いつかない状態ですが、少し時間をかけて、また、「風は、うたう」のページにまとめていこうと思っています。
今日も、来てくださって
ありがとう。
<2012年 中学受験体験記>
ゆのさんへ 輝ママさんへ
さくらさんへ アルゴさんへ
みどりいろさんへ chanchanさんへ
そして最後まであきらめないで
走り抜けたみなさんへ
長い長い間、ほんとうにお疲れさまでした。
親子で走り続けることって、いいときばかりではなくて、むしろ辛いときや、投げ出したくなるときのほうが多い。それが中学受験を終えたときの、私の率直な感想でした。
でも、それを最後までやりとおしたことって、すごいことなんですよ。─── そして走り続けた、おひとりおひとりの日々を思うと、ほんとうによくやってこられたと思います。
決して、結果ではない。後悔しないこと─── それが一番大切だと、私は思っています。だって、それが生きるということじゃないですか。
その大切さを伝えたくて、あえて「全落ち」という言葉を使って、今回の記事は書きました。後悔しない日々の先にこそ、必ず道は開けてくる。たとえ、いま涙を流そうとも、たとえ少し時間がかかったとしても………。 必ず道は開けると、私は信じています。
わが子の居場所が感じられる学校に進学された方も、また合否にとらわれずに、最後までお子さん自身の意志を尊重された方も、みなさんの手のなかには、その結果以上のものが、わが子との間に確かにあると感じていらっしゃるのではないでしょうか。
そして中学受験、道半ばのみなさん、どうか今日一日を大切に。
わが子との一瞬一瞬を大切に、過ごしていってください!
<2012年 中学受験体験記>
さくらさんへ
このブログを読んでくださるみなさんへ
さくらさん、このブログが心の支えだったと言ってくださって、こんなに嬉しいことはありませんでした。
わたしのほうこそ、ありがとう!
去年、中学受験を闘った私自身、正直、辛いことが多かった。
受験ですから、競争ですから、それにママ友をつくるのがあまりうまくない私にとって、試行錯誤の日々でした。
ひどく孤独ななかで感じたり、考えたり、また見つけた方法を、できるだけ多くの中学受験をするお母さん方に知ってほしいと思って綴りました。
ひどくムラのある投稿にもかかわらず、
アクセス解析をみると、深夜でも、早朝でも、どの時間帯も、いつも、何人もの方が必ず読んでくださっているということが、
このブログを書き続ける、私の心の支えでした。
心から感謝しています。ありがとう。
<2012年 中学受験体験記>
コメントのお返事について
お便りのお返事のページが、「あなたに エールをおくる」のなかにあります。
最初、お返事はいつも、トップページに掲載し、そのあと、消してしまわずに、お便りのページに移動します。このブログを読んでくださっている、みなさんに向けたメッセージでもあるので。
タイトルは「風は、うたう」────いつでも、どうぞ、訪ねてみてください。
<2012年 中学受験体験記>
風のように
さわやかに吹く風のようでありたい。
ブログデザインのイメージ「草原の風」は、私のテーマのひとつです。
<2012年 中学受験体験記>
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